赤磐農場
2024年5月2日
赤磐農場を任されている上山さん。ハウス内のシャインマスカットも葉や枝が増えて小さいながらも実もつけ始めました。作業も増えてきましたが仲間も増えて、忙しく作業されています。
5月2日、ゴールデンウィーク後半を前に赤磐農場では2回目のジベレリン処理が最終日を迎えていました。
「ジベレリン処理」とは植物ホルモンの1つであるジベレリン液を花房(かぼう)に浸してぶどうを肥大させたり「種ありぶどう」から「種なしぶどう」にするための処理です。1回目は花が咲いた頃に、2回目は少し大きくなってからです。ジベレリンのほかにも「フルメット」という植物ホルモンがあり粒を肥大させたりする効果があります。
ジベシャワーですね(笑)
ジベレリン液にぶどうを浸したらよく振るい余分な液は落とします。液が残っていると黒く変色したりシミやひび割れの原因になるそうです。ジベレリン液がきちんと塗布されていない粒は写真のように小さいままです。これは間引きされます。
ジベレリン処理をしないと重量で4倍、大きさでは3倍の違いがあるそうです。大切な作業ですね。
全体的に間引き作業は終わっていて、この後も粒の数が多かったり隙間が詰まっていたら多少は間引くそうです。
どの作業もひと房ひと房、丁寧に作業されています。赤磐農場のハウス内では約4,300房。ずっと上向きで首と肩が辛くなりますね。これから先は久米南農場で無加温のシャインマスカットも作業が始まります。
久米南農場の取材も近日お届けしますのでお楽しみに!!
動画はyoutubeくらしき桃子公式チャンネルにて公開中!
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シャインマスカット
「安芸津21号」と「白南」をかけ合わせた黄緑色の大粒ぶどうです。病気に強くて育てやすいアメリカぶどうと大粒で品質が良いが病気に弱く栽培が難しいヨーロッパのぶどうをかけ合わせることでお互いの長所を生かした「作りやすさ」と「おいしさ」を兼ね備えたぶどうです。
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