
赤磐市うまい桃づくり
2025年4月10日

岸田光司さん
岸田さんは代々続く農家さんの3代目で30年間農業に従事されています。毎年耕作面積を増やし続けて白鳳・清水白桃から新品種の白皇まで幅広く桃を育てているエキスパートです。家業を農業法人化して取り組む傍ら、山陽地区の「赤磐市うまい桃づくり」の代表も務めておられます。

4月3日岸田さんから「花が咲き始めましたよ」とお声がけいただき、早速園地に向かいました。4月7日には満開を迎えました。
昨年は早すぎる開花でしたが、今年は冬が寒く例年通りの開花時期を迎えました。品種によりますが一般的に桃は開花から100日程度で収穫を迎えるそうです。
今後は花が散ってきたら密に咲いている花を取り除き樹のエネルギーを集中させるための「摘花」、結実した後は未熟だったり数を厳選するために実を落とす「摘果」、病気や害虫から実を守る「袋掛け」へと待ったなしの作業が続きます。その間にも病気や害虫から守るために10日おきに防除の薬剤を散布する必要があるのですが、雨が降ると薬品の効力が落ちてしまうため天気の良い日を選んで散布する必要があります。今年は無事にたくさん収穫できますように。

清水白桃
「清水白桃」は岡山県が発祥の果皮が白い桃です。乳白色の果肉は緻密でやわらかく、果汁が豊富で口当たりはなめらか。酸味は少なくて上品な甘味があります。