
赤磐農場
2025年5月下旬

今年は昨年の倍の面積を担当することになり、2025年をスタートしています。慢性的な人手不足ですが、お手伝いしてくださる仲間も増えたようで、指導する立場としても頑張っています。

こちらのハウスは2025年2月から加温開始です。
まだ寒さの残るハウスの中で、ぶどうの芽がゆっくりと目を覚まします。
そこから始まるのが、芽かきや新梢管理そして誘因作業。(※新梢管理=ぶどうの枝が伸びすぎないように、元気な実が育つようにお手入れすること)
そして、3月の開花前後にフルメット・マイシン、ジベレリンなどのホルモン処理を行います。種なしで大きな粒に育てるための大切な工程です。
さらに欠かせないのが、摘粒という作業。(※摘粒=ぶどうの粒を間引いて、形をきれいに整える作業)一房一房、手作業で粒を選び、形を整えていきます。
文章にするとあっという間ですが、これを何千房分も、すべて手作業で行っています。こうして手間ひまかけて育てたシャインマスカットは、7月には収穫を迎える予定です。
露地栽培よりも約1か月早く出荷できるのは、加温ハウスならではの強み。
一足早い夏の味わいを、ぜひお楽しみください。

動画はyoutubeくらしき桃子公式チャンネルにて公開中!
こちらもぜひご覧ください!

シャインマスカット
「安芸津21号」と「白南」をかけ合わせた黄緑色の大粒ぶどうです。病気に強くて育てやすいアメリカぶどうと大粒で品質が良いが病気に弱く栽培が難しいヨーロッパのぶどうをかけ合わせることでお互いの長所を生かした「作りやすさ」と「おいしさ」を兼ね備えたぶどうです。

赤磐農場
2024年7月4日

赤磐農場を任されている上山さん。ハウス内のシャインマスカットは葉も茂り実も大きくなっています。作業も増えてきましたが仲間も増えて、忙しく作業されています。

7月4日から収穫が始まりました。
早朝5時から7時まで収穫します。朝は水分と養分がたっぷりとブドウの実に溜まっている状態のため早朝に収穫するのがベストなのだそうです。
2時間で収穫できるのは300房前後です。ハウス内のブドウは10日くらいかけて収穫します。
収穫の目安は糖度と食味です。樹ごとに確認して良い樹から収穫を始めます。ハウス内でも場所によって違いがあるそうです。
収穫後は選別作業が待っています。
ぶどうは房形で秀品・優品・スイーツ用・パックなどに分けられます。ひと房ずつ重さを測って、規格ごとにコンテナに入れます。
お店のパフェやスイーツに使われていますのでよろしければお店にも足をお運びください。
また、くらしき桃子ECサイトでもシャインマスカットのギフト・ご家庭用を販売しておりますのでこちらもよろしくお願いします♬


7月11日。ブドウはほとんどありません。
今年は政田師匠のようにはいかず優品が多かったそうですが、ハウス栽培1年生の上山さんの手ごたえは十分で来年は秀品をたくさん収穫する自信がある!と仰っていました。
頼もしい言葉で来年が楽しみですね♪
収穫後は冬に葉が落ちるまでしっかりと樹にお礼の肥料を与え栄養を蓄えさせたり休ませて実をつけた疲れを取ってあげる作業が続きます。
お疲れ様。

シャインマスカット
「安芸津21号」と「白南」をかけ合わせた黄緑色の大粒ぶどうです。病気に強くて育てやすいアメリカぶどうと大粒で品質が良いが病気に弱く栽培が難しいヨーロッパのぶどうをかけ合わせることでお互いの長所を生かした「作りやすさ」と「おいしさ」を兼ね備えたぶどうです。