シャインマスカット収穫までの道 第6回

取材日3月15日

フルベジファクトリー
上山さん

政田さんにご指導いただきながら上山さんは奮闘しています。赤磐圃場新には新メンバーの藤岡さんが今月から仲間入りしました。今回は奥津圃場から応援として定雪さん、近藤さん、奥津新メンバーの小泉さんも参加されて5名での作業です。

前回の定点観測から20日経ちました。葉も増えてツルは50センチ以上の長さに伸びています。今週と来週は「誘引(ゆういん)」作業がメインです。上に伸びようとする枝を横に伸ばすために棚にテープで固定する作業です。強く引っ張ると枝が折れてしまうため慎重さも必要です。誘引作業の傍らでは「摘心(てきしん)」・「副梢(ふくしょう)」という作業をしています。ぶどうの粒を大きくしたり日当たりを良くする効果があるそうです。

ハウス内ではどんどん枝が伸びて光合成を頑張っていますが、伸びすぎると枝の生育にばかりエネルギーが取られて花や実が育たないため、枝をこまめに手入れする必要があるそうです。枝にはいくつかの房「花穂(かすい)」ができますが木に1番近い1房だけを残します。その房も要らないところは切り落とします。「花穂整形(かすいせいけい)」と言います。もったいないですが房の一番先3センチ程を残して全部落としてしまいます。


きれいに「整形」された写真は次回載せたいと思います。お楽しみに!この日のハウス内の温度は28度でした。順調に生育していますが、『待ったなし』の状況です。いくつもの作業を並行して行っていかなければならないので大変です。頑張ってください!

今回は専門用語が多くて難しい回でした。分かりにくくて申し訳ありません。

動画はyoutubeくらしき桃子公式チャンネルにて公開中!
こちらもぜひご覧ください!

シャインマスカット

「安芸津21号」と「白南」をかけ合わせた黄緑色の大粒ぶどうです。病気に強くて育てやすいアメリカぶどうと大粒で品質が良いが病気に弱く栽培が難しいヨーロッパのぶどうをかけ合わせることでお互いの長所を生かした「作りやすさ」と「おいしさ」を兼ね備えたぶどうです。

シャインマスカットは今季終了しております。販売開始しましたら
ご自宅へのお取り寄せはもちろん、ご贈答にも対応致します。

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